おもちゃ病院「とんかち」
壊れたおもちゃに命を吹きこむドクター
区内2カ所で診療を実施
「壊れたおもちゃを捨てる前にもう一度」と、1993年に発足したボランティア団体「おもちゃ病院・とんかち」。現在はユメリア徳重地区会館と緑児童館の2カ所で定期的に活動しています。
年間2,000件の修理を行っているという同団体。「ドクター」(修理を行う人)で、代表の大平典正さん(78)は「使い捨ての風潮を見直し、物を大切にする心を育てたいという思いで始めました」と話します。

「診療」(おもちゃの修理についての診断)は、まず持ち主からおもちゃの症状を聞くところから始まります。電池切れや液漏れなど、すぐに対応できるものはその場で修理しますが、時間がかかる場合は、ドクターが自宅に持ち帰って対応し、故障の原因などを記録した「カルテ」とともに持ち主に返却します。

大平さんらドクターは、それぞれの得意分野を生かして修理にあたり、ドクター間で協力を通じて技術を高めているそうです。元自動車デザイナーの久野暁さんは「壊れた箇所を強化して持ち主に返したいです。新人ドクターの仕事ぶりも素晴らしいですよ」と目を細めます。


ドクターらは「おもちゃが直ってお子さんが喜ぶ姿が励みになっています。捨てる前に、ぜひ一度持ってきてください」と呼びかけています。
自宅で壊れたまま眠っているおもちゃがある方、一度おもちゃドクターに相談してみてはいかがでしょう。修理は原則無料。登録のドクターは現在約10人で、自動車関連など多様な職歴を持つメンバーに加え、中学生も参加しています。
◆おもちゃ病院「とんかち」
◉徳重診療所
場所 名古屋市ユメリア徳重地区会館
診療日 毎月第1・第3日曜日
時間 午前10時〜午後3時
◉緑診療所
場所 名古屋市緑児童館
診療日 毎月第2日曜日
時間 午後1時〜4時 (8月は休診)
定期活動のほか、イベントでの出張修理も行っています。
最新情報はFacebookで発信中。「名古屋おもちゃ病院とんかち」と検索してください。












コメントを残す