大高竹の会

大高緑地を整備した竹で炭やおもちゃ作り
自然を守る活動を続ける

大高緑地公園の竹林整備をしているボランティア団体「大高竹の会」は森づくりの講習会をきっかけに約20年前に発足されました。竹の活用として炭窯の許可がおりたことから本格的に取り組むことになり、現在では107人が会員として登録し、毎週木曜日に大高緑地公園で活動を行っています。

主な活動内容は、竹の伐採や伐採した竹を活用した竹炭やおもちゃ作り。大高緑地にはモウソウ竹とマ竹が生えており、どんどん広がって太陽の光や土の栄養を奪ってしまうため、木がダメになってしまいます。それを防ぐため、不要な竹を利用して作った竹炭やおもちゃを地域のイベントで配布しています。

竹を使った輪投げを行う大高竹の会のブース
古い竹を伐採し新しい竹を育て、毎年タケノコ狩りも行う
伐採した竹を使い整備された遊歩道
太陽の光を浴びて元気に育つ木々
手入れをして立派に育ったヤマザクラの大木
大高緑地で拾ったどんぐりを育てて植樹を行う会員
手入れをする区域が分かるように仕切りを作る会員ら

昨年11月28日には大高緑地で「炭窯火入れ式」が行われました。

会員の手で改修された炭窯には、活動に参加して18年目になる岡村義昭さんが火入れを行いました。改修した窯では蒸し焼きで炭を作ることができ、きめが細かく質のいいものができるそうです。岡村さんは「改修はとても大変でしたが、いい炭ができると思います。楽しみです」と感想を述べました。

会員の手によって改修された炭窯
新しい炭窯に火入れを行う岡村義昭さん
式に参加した会員や来賓らの記念写真

広瀬敏郎会長は「2年越しに竹炭ができることをうれしく思います。また、多くの方が苦労して窯の修理をしたことに感謝しています」と語り、「新しい炭窯でとてもいい炭が作れるようになりました」と笑顔を見せました。

「大高竹の会」では仲間を募集中!

活動日  毎週木曜日の9:30〜15:00
活動場所 大高緑地
会員の皆さんはそれぞれのペースで参加しています。

お問い合わせや申し込みはこちらまで→090-7615-5640(会長:広瀬さん)

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