水主が池公園に今年もアサギマダラが飛来

地域の憩いの場所作りと 
アサギマダラの飛来する公園目指して

南大高のシンボルとなっている「水主が池(かこがいけ)公園」に、今年もアサギマダラが飛来しました。

アサギマダラは、名前の通り、羽に浅葱色の模様があるチョウです。長距離を移動することから「旅するチョウ」とも呼ばれ、移動の途中で産卵し、世代を交代しながら旅を続けます。同公園はアサギマダラが南下する際の通り道に当たるとみられ、2024年には公園内で羽化したばかりの個体が見つかりました。

発見したのは、チョウの収集を趣味としている林田壮介さん(83)直子さん(83)夫妻です。夫妻は、所属する「水主が池公園愛護会」に、アサギマダラが毎年飛来できる環境を整えようと提案しました。

採集したチョウの標本を手に笑顔を見せる林田壮介さん、直子さん夫婦

同愛護会は、水主が池公園を地域の人々が集う憩いの場所にすることを目指し、2023年4月に発足。会長の広脇博務さん(82)を中心に、毎月第3月曜日の午前9時から、公園の清掃などに取り組んでいます。

水主が池公園愛護会の皆さん

公園内には、幼虫の食草となるケセランパサランが自生しています。愛護会の会員らは、さらに成虫が蜜を吸うと言われるフジバカマを増やそうと、年間を通して手入れに精を出しています。

当初は石だらけだった土地を耕し、公園内の落ち葉を使って腐葉土を作るなど土づくりから取り組んできました。また、アサギマダラの飛来時期に花が咲くよう、植物の手入れを行うなど、一年を通して生育環境を整えています。

土地を耕して植えたフジバカマ
咲き誇るフジバカマ(2025年)

こうした活動を続ける中、今年も10月8日に2頭、9日に1頭のアサギマダラが飛来したことが確認されました。

林田さん夫婦は「今後も根気強く活動を続けて、アサギマダラが毎年飛来する公園にしたい。皆さんにアサギマダラの姿を見てもらいたいですね」と今後の楽しみを語りました。

公園に飛来したアサギマダラ
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