文化財防火デー消防訓練

文化財は地域の宝
いざという時に備えた訓練を

1月26日の文化財防火デーにちなみ、緑消防署は同日、「第72回文化財防火デー消防訓練」を鳴海町字相原町の「瑞泉寺」で行い、地域住民と同寺関係者約20人が参加しました。

放水で消火活動を行う消防隊員と鳴海消防団員

訓練は地域住民が本堂前で出火を発見した場合を想定して実施され、「住民が初期消火を行ったが消火できなかったため、同寺関係者が119番に通報。到着した消防隊員に地域住民と寺関係者が現状を報告し、消防隊と鳴海消防団が放水で消火活動を行い無事に消火、終了」という流れで行われました。

出火を発見し初期消火を行う地域住民
消防隊員に現状を伝える発見者と通報者

訓練後、緑消防署予防課の稲垣課長は「文化財は地域の宝です。火災を発生させない、大きくしないためには連携することが重要です」と協力を呼びかけ、鳴海学区区政協力委員会の福島伸明委員長は「いざという時は文化財を地域で守る必要があります。皆さんと一緒に見守り、この日のように臨機応変に動いてもらえたら」と話しました。

協力を呼びかける緑消防署予防課の稲垣課長(写真右)
訓練の感想を述べる鳴海学区区政協力委員会の福島伸明委員長(写真左)

最後に消防署員が地域住民に向け、住宅用火災警報器と初期消火についての講話を行い、「住宅用火災警報器は、家主が睡眠中や外出中でも警報音に近隣住民が気付き、早期発見につながることから設置が推奨されています。また交換の目安は10年とされ、点検も大切です」と呼びかけました。

初期消火訓練では、消防署員が「消火器は火の根元に向けて噴射すること、火が自分の身長より大きくなった場合は避難すること」と説明をすると、参加者らは実際に消火器を手にし、訓練に真剣に取り組んでいました。

地域住民に防災について説明する消防署員

訓練が行われた龍蟠山瑞泉寺は1396年創建。本尊には「釈迦牟尼仏如来」がまつられています。山門は愛知県指定文化財で、宇治市の黄檗(おうばく)万福寺総門を模した中国風形式の2階建ての門です。

参拝は自由にできますが、祈祷は檀家のみとなっています。

愛知県指定文化財の山門
龍神がまつられている龍王堂

◆龍蟠山瑞泉寺
住所 緑区鳴海町字相原町4
電話 052-621-0041(10時〜16時)
ホームページ https://zuisenji.nagoya/index.html

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA