ゆいまーる

店内はまるで沖縄
現地さながらに沖縄の味を楽しむ

就労継続支援B型事業所「ハッピースマイル24」が、2023年に「ゆいまーる」という沖縄の食品を販売するお店を鳴海町にオープンし、事業所の利用者さんがレジ打ちを担当するなど運営に携わり、店を訪れる地域の人たちとも交流を深めています。店名は沖縄の「助け合い」という言葉に由来。

オーナーの砂川貴樹さん(37)はこの店を開く際、同事業所利用者の鈴木さんが「スーパーのレジ打ちをしてみたい」という願いを話したことから、その夢をかなえてあげたいと、砂川さんの出身地である沖縄の食品を扱う店を開くことにしました。砂川さんは、「自分にとって沖縄の食文化は何もかもが当たり前のことばかり。でもそんな沖縄についての知識を、スタッフと共有するのが大変でした」と、開店当時を振り返ります。開店から2年がたち、今では鈴木さんも、できることが少しずつ増えて「レジ打ちが楽しい」と笑顔を見せています。

(写真左から)砂川貴樹さん、鈴木さん、スタッフ

店内には砂川さんが選び抜いた沖縄のお菓子や食品が並びます。商品は沖縄本土から直接仕入れており、砂川さんは「お客さんに、まるで沖縄に来たような気持ちになってもらえるようなお店づくりを心掛けています」と話します。

沖縄の人にとっては馴染み深い品が並ぶ店内
手軽に食卓に出せるものも

また、沖縄のスーパーやコンビニでもよく見かけるスパムおにぎりやサーターアンダギーも店内で手作り販売しています。スパムおにぎりは、油味噌やタコライスなど沖縄の定番メニューを具材から手作りし、お昼には売り切れるほどの人気ぶり。サーターアンダギーは、プレーン味やカボチャ味など週替わりで販売し、粉はもちろん本土から仕入れたものを使用し、大きさも沖縄でよく売られているものと同じになるようにこだわっているそうです。

具も手作りのスパムおにぎり
粉や大きさにもこだわったサーターアンダギー

「沖縄が好き」、「沖縄の味を楽しみたい」など、お客さんの来店理由もさまざまですが、中には砂川さんと話すために来店する人もいるそうです。砂川さんは「一緒にゆんたくしましょう(ゆっくりお話ししましょう)」と笑顔を見せていました。沖縄の食文化を鳴海町の「ゆいまーる」で味わってみてはいかがでしょう。

◆ゆいまーる
住所 緑区鳴海町光正寺42−2
電話 052-715-8373
営業時間 10:00〜16:30
定休日  土曜・日曜
駐車場  あり
Instagram https://www.instagram.com/yuima_ru07

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