『M-60 THE WARRIOR』完成披露試写会を開催
緑区の歴史をヒントに制作された短編映画
全て緑区内で撮影し区民も多数出演!
完成披露試写会に多くの区民が駆けつける
3月1日、緑文化小劇場で緑区制60周年記念事業の一環として、緑区を舞台に撮影された映画「M-60 THE WARRIOR」の完成披露試写会が行われました。
期待の大きさを示すように、会場には500人を超える区民らが来場し、映画を2回上映するほどの大盛況でした。
開演前に客席は満員。中にはエキストラとして出演した区民の姿も多く見られました。
はじめに撮影に協力した「少林寺拳法名古屋太子道院」の皆さんの気迫ある演武が披露されると会場は凛とした空気が漂い、観客は息を飲んで演武を見つめていました。
続いて「M-60 THE WARRIOR」が上映されました。 緑区で生まれ育った林一嘉さんが監督・脚本・撮影・編集を担い、名古屋市との合併問題の歴史に関わるストーリーが真実をヒントに制作されました。撮影は全て緑区内で行われ、名古屋市立緑高校と愛知県立鳴海高校の演劇部の学生を中心に、緑区役所の職員や林一嘉監督、エキストラとして多数の緑区民が出演。来場者は区の合併問題の謎に迫る展開や本格的なアクションシーンに引き込まれていました。
上映後には舞台あいさつが行われ、名古屋市緑区の長嶋利久区長が「この映画は、緑区のいいものを記録ではなく記憶として残していきたいという思いで制作し、緑区の方たちが参加して作られました。これからも緑区をやさしくて住みよいまちにしていきたいと思います。よろしくお願いします」と来場者に制作への思いと感謝の言葉を述べました。
林監督は映画制作を振り返り「今日集まってくれた方、関わってくれた方、ここまで熱い奴らはいない。すごいことで誇りに思う」と熱く語リ、自ら少林寺拳法名古屋太子道院に通っていたことから、同門の先輩である牧村昌司道院長と20年前に「いつかアクション映画を撮りたい」「その時は声掛けてね」と話をしており、今回その約束を果たせたというエピソードも話しました。
その後、出演者らも舞台へ上がり、出演が決まった時の思いや撮影時の裏話などを披露。会場は大いに盛り上がりました。
映画を見終えた来場者からは「楽しかった」「知らない緑区を知ることができ、もっと自分でも調べたくなりました」との声がありました。
緑区役所職員で緑区制60周年記念事業プロジェクトチームの花田彰紀さんは「予想を超える多くの方々に来場いただき、大変うれしいです。今回、残念ながら観ることのできなかった方も、今後、機会をとらえて上映していきたいと考えていますので、ぜひ観ていただけましたら幸いです」と話していました。
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