魚市場 海幸一番

テーマパークのような町の魚屋さん
旬の魚や調理法も相談できる
魚市場 海幸一番

地域の人たちから愛され続けた、緑区鳥澄の魚屋「ナルミ杉本」が昨年7月に惜しまれ閉店。同店店主の息子である小出航暉さんは、多くのお客さんの「お店を続けてほしい」の声を受け、今年9月、豊明市新田町に「魚市場 海幸一番」を開店しました。航暉さんはいつか自分の店を持つことを夢に、父親の元で4年間、仕入れから販売まで学んだと言います。「25歳で店を持つのはまだ早いかと悩みましたが、今、大変なことも今後につながるだろう。これも自分のお店をもつきっかけ」と捉え、開店を決意しました。

豊明市新明町に開店した「魚市場 海幸一番」

お店のコンセプトは「テーマパークのようなお魚屋さん」。店内には、所狭しと鮮度や値段にこだわって仕入れた魚が並んでいます。魚は基本的に丸ごとの販売ですが、旬の魚や食べ方の相談を受けたり、料理に合わせた調理もしてます。また大量の箱での販売やイベントの開催も行っています。

平日は近所の人が気軽に買いに来れるような「町の魚屋さん」、土日は浜焼きなどのイベントを行うなど、「観光地っぽいスタイルに」とアイデアも満載です。

新鮮な魚が並ぶ店内
おすすめの食べ方も紹介
ショーケースには切り身なども並ぶ
食べ方に合わせた調理も受けている

昔からの馴染み客から新しい客まで多くの人たちが足を運び、皆が口をそろえて言うのは「おいしい魚を買うなら海幸一番!」

「ナルミ杉本」からの常連客の一人で、自身で釣りも料理もするという紺野さんは「魚の種類も豊富で調理方法も自分の好みに合わせてもらえるのがいい。お客さんとお店の人の距離が近いのもいいですね」と同店の魅力を語ります。

「おいしい魚を買うために足を運んじゃいます」と笑顔の紺野さん

他に寿司の販売もあり、子どもから大人まで大人気。航暉さんの姉・祐美加さんも店頭で接客を行い、旬の魚や調理法など、お客さんからの相談にも応じています。

カウンター越しに寿司を笑顔で渡す祐美加さん

航暉さんは同店を「東海で一番の魚屋にしたい」と意気込み、惣菜の販売を始めたり、来年にはランチや居酒屋を開始する予定です。今後は店舗や飲食店を増やし、「東海の魚屋といえば『海幸一番』と言ってもらえるようなお店にしたい」と熱く語っていました。

「まるでテーマパークのような魚屋にぜひお越しください!」と呼び掛ける店主の小出航暉さん

◉魚市場 海幸一番

住所 豊明市新田町錦1−4
電話 0562−74−9298
時間 平日10:00〜17:00
   土曜9:30〜17:00
   日曜9:00〜17:00(売り切れ次第閉店)
定休日 水曜、祝日の月曜
駐車場 あり(25台)
インスタグラム  https://www.instagram.com/kaikou_1ban

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