積極的な声掛けで特殊詐欺を未然防止

積極的行動が詐欺を未然防止
感謝状贈呈式
緑警察署

特殊詐欺を未然に防いだとして、10月21日、緑警察署はアピタ緑店と従業員の根本友加里さんに感謝状を贈呈しました。

9月23日、仕事を終えた根本さんは、ATMで携帯電話で話しながら指示されるままに操作をしている70代男性を見かけ、声をかけました。男性は「パソコンのウイルス除去契約の未納料金を支払う」と話していたため、根本さんが電話を代わると、電話の相手は業者を装っており、はじめは丁寧な口調で説明をしていましたが、要求に応えない根本さんに対し、次第に高圧的な態度になっていったそうです。詐欺を疑った根本さんは男性と話をして操作を止め、電話を切り着信拒否の設定まで手助けをしたということです。

その後、男性が警察に通報をし、助けてくれた女性を探してほしいと依頼。緑警察が根本さんを見つけ出し、感謝状の贈呈に至りました。

神代和彦緑警察署長より感謝状を受け取る根本友加里さん

根本さんは「お節介かと思いましたが、助けなきゃという気持ちで声をかけました。自分がとった行動で被害を防ぐことができて本当によかったです」と笑顔を見せました。

神代和彦緑警察署長は「止めてもらえてありがたいです。ATMに誘導されることが多く、皆さんの行動が最後の砦になるので、引き続き協力をお願いします」と感謝の意を伝えました。

(写真左から)アピタ緑店の滝川憲一店長、根本友加里さん、神代和彦緑警察署長
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