消しゴムはんこの世界/鳴海中日文化センター
彫ったはんこを使い作品を制作
初心者も経験者も楽しめる
消しゴムをカッターナイフや彫刻刀で彫ってはんこを制作する「消しゴムはんこ」。身近にある材料で始められ、広い場所も必要なく、早く上達できることなどから、気軽に始められるクラフトとして多くの人に親しまれています。
「鳴海中日文化センター」(名古屋市緑区鳴海町)では常設講座として、愛知県内を中心に活躍しているJESCA認定上級消しゴムはんこ講師のうえむらゆみこ先生が、「消しゴムはんこの世界」を開催していますが、2時間の講座の中で、自分で彫った消しゴムはんこを使って作品を制作するのが特徴です。
10月28日に開催された講座では、「干支の消しゴムはんこを彫ってお正月飾りに仕上げる」をテーマに、来年の干支である馬を彫りました。はじめに、経験者も初心者も一緒に、講師が用意した図案を元に、レベルに合わせて説明が行われ、初心者にはカッターの持ち方や彫り方など基本的なことから、経験者には図案の彫り方のコツを、実演を交えながら伝えられました。


その後、生徒は各自で消しゴムを彫り始めます。質問がある時はすぐに聞くことができるので安心して進められます。集中して作業をする中でも生徒同士の会話もあり、講座は和やかな雰囲気で進んでいきます。

うえむら先生の講座はこれで終わりではありません。ここから自分で彫った消しゴムはんこを作品に仕上げます。
水引きで土台作りをし、消しゴムはんこや折り紙で作ったパーツ、草花を付けて、正月飾りを作り上げました。使う材料は同じでも、制作の仕方は自由。各工程を終え、それぞれのオリジナル作品が完成しました。


初めて参加したかよさんは「売り物はたくさんありますが、ハンドメイドの価値を感じました。自分だけのオリジナル作品ができて感激です」と喜びを語っていました。うえむら先生は「消しゴムはんこは彫って終わりではなく、どう活かすかが重要なんです」と講座の中で作品制作を行う理由を話し、「消しゴムはんこの魅力を広げたくて講座を行っています。資格を取った生徒さんが教師になって、どんどん広がっているのがうれしいです」と笑顔で語りました。
うえむら先生は図案も提供し、作品の素材は100円均一など入手しやすいものを使用し、講座後にも自身で作れるよう考案しています。
うえむらゆみこ先生の「消しゴムはんこの世界」では生徒を募集中!
◆消しゴムはんこの世界
全6回(10月〜3月) ※途中参加も可能。
日時:毎月第4火曜日 13時〜15時
講座内容:消しゴムはんこを彫り、毎月1作品の季節のクラフトを完成させます。
場所:鳴海中日文化センター
緑区鳴海町字向田95リベスタ鳴海1階
(名鉄鳴海駅より徒歩1分)
電話 0120−538−763
受付時間 月〜金曜 9:30〜18:00
土曜 9:30〜16:00
第1・2・3日曜 9:30〜13:00
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鳴海中日文化センターでは、大人向け・子ども向けなど、さまざまな講座が開催されています。一度ご覧ください。












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