劇部 自己満族

最後の舞台となる20周年記念公演
思い出の脚本と新作の2本を演じる
8月23日(土)24日(日)天白文化小劇場

 緑区在住の石原千津子さんが、病気がちになった当時の顧問を激励をしたいと、2005年に高校の演劇部で出会ったメンバーらと結成した「劇部 自己満族」。そんな同部も今年で結成20周年を迎え、8月23日、24日に天白文化小劇場で記念公演を開催します。

 結成当時は10人いたメンバーも、現在は石原さんを代表に、北浦貴子さん、蔦益代さんの3人になり、3人とも還暦を過ぎ、同公演が最後の公演となるとか。

第一幕は、顧問脚本で高校時代と結成当初の過去に二度演じた思い入れの深い作品を、石原さんが3人用に書き直した思い出の1作。第三幕は、石原さん脚本の3人の個性あふれる魅力で笑いあり感動ありの新作が演じられます。第二幕にはチンドン屋も登場し会場を盛り上げます。

 同部は普段、高齢者施設や障害者施設など約10カ所で活動を行っています。各施設に年に一度訪れ、新作の芝居を披露しています。石原さんらは「利用者さんの中には、耳や目が不自由な方もみえます。どんな方でも楽しめるように衣装や音楽にもこだわっています。何より作り上げたものが皆さんに喜んでもらえることがうれしいです」と声をそろえます。

 「舞台での芝居はこれで最後になりますが、今後も施設訪問は続けていく」という皆さん。石原さんは「大きなことはできないけれど、自分の周りや関わる方たちだけでも、劇を見た日は嫌なことや疲れを忘れて楽しんでもらえたら。そして日々の中でふと思い出して笑顔になったり、ちょっとした心の支えになれればいいなと思います」と笑顔で話しています。

「劇部 自己満族」の皆さん(左から蔦益代さん、北浦貴子さん、石原千津子さん)
思い出深い作品の数々
本番に向けて芝居の稽古に励む皆さん

◉劇部 自己満族 「祝20周年記念公演」
日時 8月23日(土) 開演14:30 (開場14:00)
   8月24日(日) 開演11:30 (開場11:00)
場所 天白文化小劇場
   天白区原1ー301 原ターミナルビル4階

入場無料

両日、先着50人にオリジナルうちわのプレゼントがあります。

さらに!!

「みどりくらしくを見た」とスタッフにお伝えいただくと、手作りチャームのプレゼントも!ぜひお気軽にお声掛けください。

「劇部 自己満族」ホームページ
https://engekijikomanzoku.blog.fc2.com/

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