みどり婦女会

交流や災害時に情報交換できる仲間づくり
緑区で活躍する女性のコミュニティ「みどり婦女会」

緑区在住の山口郁江さんが、昨年2月、緑区で活躍する女性のコミュニティ「みどり婦女会」を立ち上げました。同会は、災害が起きた時に情報交換ができる知り合いがいたら、近いところで顔が見える交流ができたら、という思いで始まりました。現在は30人のメンバーが登録しており、SNSで活動の紹介をしたり、イベントなどを開催しています。

山口さんは「緑区では同世代のママや女性が多く活動しています。イベントやSNSなどを通じて声をかけてもらう機会も増え、横のつながりが広がっていることを感じています」と笑顔を見せ、「みどり婦女会が皆さんの活動も応援し、お手伝いできるような存在になれたら」と抱負を話します。

「一緒に緑区を盛り上げましょう」と話すみどり婦女会会長の山口郁江さん

メンバーの条件は緑区在住、緑区内で活動をしている人。また、みどり婦女会を応援したいサポーターや、友だちや仲間がほしい人です。山口さんは「ぜひ興味のある方はご連絡ください」と呼びかけています。問い合わせは、公式LINEまたはインスタグラムのDMにて。

インスタグラム https://www.instagram.com/midorifujokai/

山口さんは他にも「一般社団法人トリクマCLUB」の代表理事も務め、ダウン症児家族をつなぐ活動も行っています。自身もダウン症の娘をもつ山口さんは、娘の誕生を機にSNSで育児アカウントを発信し、2021年1月には同CLUBの活動を始め、2022年3月に法人化しました。

同クラブの主な活動は、主にダウン症児家族と本人が仲間を見つけるきっかけとなる「ファインドミーマークの無料配布」、ダウン症児家族が集まるおしゃべり広場を開催する「トリクマカフェの運営」、高校生や大学生にダウン症を知ってもらうために学校に訪問する「トリクマキャラバン隊」の3つ。

ファインドミーマークのキーホルダーとチラシ

「ファインドミーマーク」は、ダウン症児本人や親たちが「仲間がほしい」「声をかけてほしい」という思いを意思表示できるマークで、山口さんが発案して生まれました。山口さんはこのマークをキーホルダーにして、無料配布を行っています。持っているだけで仲間はたくさんいるんだと心強くなれるお守りのようなものとか。このキーホルダーも1年間で4,000個を配布、全国に仲間が増え続けています。

山口さんは「発信や活動を通じ、不安な気持ちに寄り添いたい。同じ思いの人はたくさんいるよと伝えたい」と熱く語ります。

トリクマCLUBの活動にも尽力する山口郁江さん

同クラブの活動についてはホームページをご覧ください。
ホームページ https://torikumaclub.com/

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